看護師が困っていることに、こんなことがあると思います。
- 職場の人間関係が悪い
- 残業が多い
- 責任の重さ
- 勉強に苦労
- 仕事量が多さ
- 業務内容が辛い
特にこれらはコミュ障・HSP気味の看護師ならとても耐えられないことばかりです。
そのため、せっかく苦労して取得した看護師資格を活かせずに辞めていく看護師さんたちが後を絶ちません。
それはとてももったいない話です。
そこで、知っておいて欲しいのが「一人でできる看護師の仕事も探せばある」ということです。
確かに多少はお給料面で不満が出るかもしれません。
でも、それも今のお給料と比べてわずか数万円程度のことが多いです。
それよりも大切なのは「身体と心のゆとり」ではないでしょうか?
看護師の一人でできる仕事 ≒ 一人の時間が多い看護師の仕事
現実問題として、看護師が一人でできる仕事はあまりありません。
看護師の仕事では、なにかしら人との関わりは避けられないからです。
ですので「看護師の一人でできる仕事 」はなかなか見つからなくても、「一人の時間が多い看護師の仕事」は意外とあります。
- 介護施設(老人ホーム・デイケアなど)
- 訪問看護ステーション
- 健診センター
- 保育園
- 企業内看護師
①介護施設(老人ホーム・デイケアなど)
介護職員が医療行為を行うことはできません。
ですので、介護施設(老人ホーム・デイサービスなど)では看護師の仕事もたくさんあります。、
介護施設での看護師の仕事内容は、以下のようなものがあります。
- バイタルチェック(体温や血圧、脈拍を測定する)
- 口腔ケア
- 爪切り・耳掃除
- 軟膏の塗布
- 湿布の貼付
- ケガや創傷処置
- 服薬の管理
- 通院付き添い
介護施設で働く看護師は、入居者・利用者様の健康管理を行います。
介護職員が普段の生活のサポートを行うのに対し、看護師は医療・看護の観点からサポートを行います。
そのため、お薬の管理など、看護師資格があるからこそできる、専門的な医療行為も行います。
②訪問看護ステーション
訪問看護ステーションで働く看護師の仕事は、患者の自宅や施設を訪問し、様々な看護業務を提供することです。
以下に一般的な訪問看護師の業務内容の例を挙げますが、実際の業務内容は施設や地域によって異なる場合があります。
- 健康評価と監視
訪問看護師は、患者の健康状態を評価し、経過を監視します。バイタルサインの測定、病状の観察、検査結果の評価などを行い、必要に応じて治療計画を立てます。 - 傷の処置とケア
患者が傷や創傷を抱えている場合、訪問看護師は処置や包帯の交換、創傷の清潔化などのケアを行います。適切な処置を行い、傷の回復をサポートします。 - 薬物管理
訪問看護師は、患者に必要な薬物の配布や投与を行います。薬の管理と監視、正確な投与の確保、副作用や相互作用の監視などが重要な業務です。 - 管理と計画立案
訪問看護師は、患者のケアプランを立案し、管理します。医療チームと連携し、訪問スケジュールの調整、必要な医療機器や物資の手配、ケアプランの評価と更新などを担当します。 - 応急処置と緊急対応
訪問看護師は、緊急時に必要な応急処置を行います。急変や緊急事態に対して適切な処置を行い、状況を安定させるために努めます。必要に応じて救急医療機関との連携も行います。 - 患者と家族への教育とサポート
訪問看護師は、患者やその家族に対して健康教育やケアに関する情報を提供し、サポートを行います。疾患管理、薬の正しい使用法、日常生活の適応方法などについてアドバイスを提供し、自己管理の能力を向上させるサポートをします。 - 心理的なサポート
訪問看護師は、患者や家族の心理的なサポートも行います。病状や治療による心理的な負担やストレスへの対応、情緒的なサポートを提供し、心理的な安定を促します。 - コミュニケーションと連携
訪問看護師は、患者、家族、医療チーム、地域の関係者などと積極的にコミュニケーションを取り、連携を図ります。連携の中で、患者の状態やニーズを共有し、必要な支援や調整を行います。 - 文書化と報告
訪問看護師は、訪問内容や患者の状態に関する文書化と報告も行います。訪問の詳細な記録、バイタルサインの記録、ケアプランの更新などを適切に行い、情報の共有と連続性の確保に努めます。 - 地域資源の活用
訪問看護師は、地域の資源やサービスを活用し、患者のケアに適切に組み込む役割も担います。地域の医療機関、社会福祉機関、介護サービスなどとの連携を図り、患者のニーズに応じた包括的なケアを提供します。
訪問看護ステーションでの看護師の仕事は、患者の自宅や施設で個別のケアを提供するため、一人ひとりの患者に対する密接な関わりが求められます。
また、自己管理能力やコミュニケーションスキルの重要性も高く評価されます。
③健診センター
健診センターで働く看護師の業務内容は、以下のようなものがありま。
- 問診
- 採血
- 血圧測定
- 各種身体計測
- 心電図
- 視力・聴力検査
これ以外にも、医師の診察補助や検査の介助(レントゲン撮影・エコー介助・PET検査介助・内視鏡介助など)のほか、施設によっては予約対応・電話対応、来院した方の誘導、データ入力などの事務的な業務も行います2
最初は採血からさせられることもある
健診センターにおいて、新人看護師が採血業務に回されることがあります。
やはり健診センターで一番大変な看護師の仕事は採血業務です、
ですから、どうしても採血が苦手という方は避けたほうがいいかもしれません。
でも、健診センターでの新人看護師は、採血の技術と手順を学び実践する機会を得るために、採血業務に携わることは避けられません。
採血の経験を通じて、血管の特徴や様々な患者へのアプローチ方法を学び、実践的なスキルを磨いていきましょう。
ただし、実際の配置や業務の範囲は施設やチームの方針によって異なる場合があります。
新人看護師が採血業務にどれだけ関与するかは、健診センターの規模や人員配置、他のスタッフとの協力体制などによって異なります。
一部の健診センターでは、専任の採血スタッフが配置され、看護師は採血以外の業務に集中する場合もあります。
したがって、具体的な業務の割り当ては、健診センターの方針と新人看護師の能力やトレーニングの進捗状況によって変わる可能性があります。
新人看護師として採血業務に関与する場合でも、適切な指導やトレーニングを受けることができます。
③保育園
保育園で働く看護師の主な業務内容は、以下のようなものがあります。
- 園児の日々の体調管理・指導
- 食中毒や感染症予防のための保健指導
- 保護者への健康・発達面でのアドバイス
- 保育士とほぼ同じ保育業務
また、園児の怪我や病気に対する応急処置や、医師と連携して病院への紹介を行うこともあります。123
保育園で働く看護師は、子どもたちとコミュニケーションを取りながら、健康状態の変化に気づき、早期に対応することが重要な仕事です。
⑤産業看護師(企業内看護師)
産業看護師(企業内看護師)の主な業務内容は、以下のようなものがあります。
- 従業員の健康診断
- 安全指導
- 医務室での相談対応
- 生活習慣指導
- メンタルヘルスケア
- 過重労働対策
- 緊急時の応急処置
企業内看護師は、社員の健康管理を行うことが主な仕事です。
また、社員の健康に関する相談に応じたり、ストレスやメンタルヘルスに関する相談にも対応することがあります。
看護師が一人でできる仕事を探すなら転職エージェントは欠かせない
転職エージェントの支援を受けることで、看護師が一人でできる仕事を見つけるプロセスを効率化することができます。
転職エージェントは、求人情報の収集や選定、キャリアアドバイス、履歴書や面接のサポート、面接のセッティング、交渉や契約のサポートなど、さまざまな面で看護師の転職活動をサポートしてくれ0る心強い存在です。
看護師の一人でできる仕事の求人はいつも突然だから
一般の病院などの看護師求人はいつでもありますが、一人でできる看護師の仕事の求人は少ないのも現実です。
ですので、とりあえず転職エージェントに登録して、勝つあなたの希望条件をしっかり伝えておいて損はありません。