看護師 育休明け 夜勤免除

日本看護協会のホームページを見るとこんな記載がありまあした。


Q1 育児休業明けの職場復帰にあたり、夜勤免除と短時間勤務を申請しましたが認められず、逆にパートへの転換を打診されました

Ans 育児・介護休業法で事業主には3歳未満の子どもを養育する労働者に短時間勤務制度(1日6時間) の適用が義務付けられ、労働者から請求があれば、所定外労働・深夜労働の免除をしなければいけません。パートタイマーへの転換強要は論外です。
なお適用除外となる場合もあるので、まずは人事部に就業規則の育児支援の内容を確認しましょう。各都道府県労働局雇用環境・均等部(室)では相談、援助や指導、調停やあっせんを行っています。

しかし、こんなことって看護師の現場では日常茶飯事ではないでしょうか?

確かに育休明けの看護師が夜勤免除を申請費sて認められなかったら、各地域の労働基準監督署に相談すればなんとかしてくれるかもしれません。
でも、そこまでして今の看護師としての職場に固執する必要ってありますかね?
育休明けの看護師でも働きやすい職場って他にもたくさんありますよ。

育休明け看護師の夜勤免除の条件

看護師 育休明け 夜勤免除 条件
育休明けの夜勤免除とは、育児や介護などの理由で深夜帯に勤務できない労働者が、一定の条件下において夜勤業務が免除される制度です。
事業主は深夜(午後10時から午前5時まで)の労働をさせてはいけないことになっています。
夜勤免除の期間は1回につき1ヶ月以上6ヶ月以内で、請求は何度でも可能です。
参考;育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律

これはもちろん育休明けの看護師の夜勤免除も該当します。

ただ育休明け看護師の夜勤免除の条件として、夫など同居家族の労働状況も関係してきます。
育児介護休業法では、就学前の子を育てる労働者が請求した場合の深夜業(22時~5時)の免除を定めていま。
しかし、深夜に就労していない16歳以上の同居家族がいる場合は免除対象外になってしまいます。
参考:育児・介護休業法について

でもこれって「ぶっちゃけ看護師の育休明け夜勤免除なんてムリゲーじゃね?認められた人いんの?」なんて思うのです。

Q:看護師、育休明けの夜勤免除について教えて下さい。
現在子どもが1歳0ヶ月、来月より日勤のみ、週5時短勤務で復帰予定でしたが、先日看護部長と面談したところ、夫に深夜勤務がないのであれば夜勤免除出来ないと言わ
れました。
確かに夫は深夜勤務はありませんが毎日残業で23時ごろまで帰ってきません。

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A:就業規則ではどうなっているのでしょう?
夫の深夜勤務の有無とかで変わるとなっているのですか?
『言われた』より『○○によって免除が認められない事になる』と判断基準を明確に要求するべきではないでしょうか?

>というのを見つけたのですが、
夫が所定外労働の免除申請をするか、あなたが深夜労働の免除申請をするかでしょ。
労働者とありますけど『どちらが行なうか』とは読み取れませんし。
ただあなたの言い分については適応されるのではないかと。

育休明けの看護師は仕事できないのが当たり前

看護 師 育休 明け いじめ
現実問題として「看護師の育休明けは仕事ができない」ことは覚悟しておかなければなりません。

たとえ時短勤務が認められても
仕事量が多すぎる。

だから勤務時間内に終わらない

保育園の迎えに間に合わない

お迎えが遅くなることがたび重なると保育園から文句を言われる

こんな悲劇は一句給明けの看護師なら誰もが経験しています。

育休中に看護師としての技術や知識はきれいさっぱり忘れてしまった

育休中に看護師としての技術や知識はきれいさっぱり忘れてしまった
育休中は育児に没頭してしまいます。
ですから、その間は看護師のことなんかきれいさっぱり忘れています。

育休明けの看護師なら
看護師で元の職場に復帰しても、以前のようにバリバリ働けるだろうか?
と不安になるのも当然です。

看護師の育休中のブランクも不安になりますよね。
看護師の技術や知識。
育休中で錆びついてしまっても仕方ありません。

育休明けの看護師は働き方を変えないと無理

育休明けでミスをした看護師

いくら育休明けの看護師とはいえ、子育ての本番はこれからです。
今の職場に
時短勤務
担当部署の異動
夜勤免除

が認められたとしても、それで看護師の仕事と家事・子育ての両立ができる物ではありません。

まわりにママ看護師がいない職場ならいじめにあうかも?

今の復帰を考えている職場にママ看護師の方は何人くらいいますか?
もしかしたら「ひとりもいない0人」という状況かもしれません。
以前いた同僚のママ看護師も退職していることもあります。

それだけ育休明けのママ看護師には風太利が強くなるのは覚悟しておかなければなりあm線。

時短勤務
担当部署の異動
夜勤免除

だからこそお給料もドカンと下げられているのに、まわりの通常勤務の看護師からは冷たい目で見られるのは仕方ないことです。
彼女たちも疲労困憊で心身ともに余裕がありません。
いくら育児があるからって、時短で夜勤もない?
そんな育休明けのママ看護師だからって、無性に腹が立つのは人間だからやむおえません。

でも、そんな不平不満が育休明けのママ看護師に対するいじめに発展することもあるので気を付けてくださいね。

育休明けの看護師は異動or転職の両方を考えておく


看護師の仕事と家事や子育てとの両立は簡単なことではありません。

時短勤務
担当部署の異動
夜勤免除

これを看護部や看護師長に申し出るのはかなり勇気がいることです。

それにあなた自身も
たぶん すんなり認めてはくれないだろうなぁ~
と薄々感づいているはずです。

たとえ
時短勤務
担当部署の異動
夜勤免除
が認められても、それって一時的なもののこともよくあります。

育休明けからものの1~2ヶ月もすれば
●●さん、そろそろ夜勤はやっぱり無理かしら?
そんなきっつーいプレッシャーが看護師長さんからかかることは珍しくありません。

育児しながら看護師の転職活動も大変だから

育休中ならある程度 自由になる時間が作りやすいです。
これが看護師として復帰した後だと、それこそ育児と仕事でテンテコ舞いになって転職活動なんてする時間の余裕なんてありません。

育休明けの看護師としての働き方であなたの希望は、すんなり元の職場が認めてくれない?
おそらくあなたのその悪い予感は的中-するはずです。

ですから、それに備えて今から看護師の転職も並行して行うこともおすすめです。