img src=”https://www.or-kango.jp/wp-content/uploads/2022/05/hsp-nurse03.jpg” alt=”HSP 看護師 向いてない” width=”850″ height=”550″ class=”aligncenter size-full wp-image-761″ />
HSPとはアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念でし。
HSPの人は神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人です。
このHSPの人は意外と多く約5人に1人はHSPと考えられているくらいなんです。
HSP(Highly Sensitive Person)という特性を持つ人では、看護師の仕事に向いていない場合があります。
看護師の仕事はストレスやエスカレーションを含む場面がたくさんあるからです。
HSPの特性を持つ人は特にこれらのような状況に弱い傾向があります。
しかし、看護師の仕事を適切に行うためのコミュニケーションやストレス管理のスキルさえ身につければ、看護師の仕事へのやりがいや情熱を持ちこともできるのです。
必ずしも「HSPは看護師に向いていない」とはいえないのです。
HSPの特徴は、感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する脳の部位、「扁桃体」の機能が過剰に働きがちになってしまうことす。
普通の人より刺激に強く反応してしまい、不安や恐怖を感じやすいといわれています。
またHSPの人は必要以上に気配りを無意識のうちにしてしまいます。
相手の気持ちを察知して行動したり、物事を深く探究できます、
その半面、ささいなことで動揺したり、ストレスをためてしまうのです。
「HSPだから看護師に向いていない」
とお悩みの方が少なくありません。
でも、これって働いている看護師の職場が原因のことが多いので気を付けてみてください。
HSP気質の人は看護師に向いていないとされるのはなぜ?
HSP気質の特徴はこんな感じです。
①深く情報を処理しすぎる
その場の空気を素早く感じ取る能力に長けています。
しかし、いつも必要以上に情報を読み取りすぎるために疲れてしまいます。
②過剰な刺激を受けやすい
HSPの人は外部からの刺激に敏感です、
ですから
「人混みや物音」
「光」
「食べ物の味やにおい」
「身につけるもの」
「気候の変化」
「人が発するエネルギー」
さまざまなことを五感で受ける刺激に対して過度に反応する傾向があります。
さらに、相手の感情や周りの雰囲気、気候の変化や電波(電磁波)、目に見えないエネルギー(人が発するものも含む)に対しても敏感に反応しやすいとされています。
③共感しやすい
自分の周りの人の感情を読み取り、それを自分を合わせすぎてしまう傾向が多いのがHSPも特徴の一つです。
さらに小説やドラマなどで作品に強く感情移入しすぎてしまうこともあります。
④心の境界線が薄い・もろい
心の境界線とは、自分のテリトリーもしくは自分が自分であるためのバリアのようなものです。HSPの人はこの心の境界線が薄くてもろいため、容易に相手からの影響を受けてしまいます。その性質は、人の気持ちを敏感に感じ取り、深く共感する一方、相手に対して過剰に同調したり、相手の気分や考えに引きずられるなど、本音がわからずに自分を見失ってしまいことがあります。
⑤疲れやすい
HSPの人は刺激に敏感であるがゆえ、疲れやすいという特徴を持っています。
いつも周りに必要以上に気を配りすぎているため、楽しいことであっても疲れてしまう傾向があるのです。
HSPの人が疲れやすいのは「何かをしている」時だけとは限りません。
HSPの人は普段から無意識に周りの刺激をアンテナのように拾い集めています。
人混みにいる時や、周りの人のネガティブな感情に巻き込まれている時にも大きく疲れを感じtれしまいます。
⑥自己否定感が強すぎる
HSPの人はその繊細さゆえに、対人関係において相手を責めることよりも自分を責めてしまいがちです。
なんでも「悪いのは自分が原因」と考えてしまうのです。
ネガティブ思考で自分に自信が持てないのです。
さらに、常に自分の本音を隠してしまうことから人との関わりが苦手という特徴があります。
さらに看護師ならではのHSPの辛さもあります。
感受性の強いHSP気質の看護師は患者に感情移入してしまう
看護師の仕事は人の生死に関わる場面に遭遇することも珍しくあえいません。
そこには時に「無力感」に襲われることもあります。:
そもそも看護師の仕事は楽しいことよりも辛い場面が多いです。
しかし、人には運命という者や寿命というものがあります。
それでも「なんとかしてあげたい」と自分を追い込んでしまいますし
「なにもできなかった」と自分を責めてしまうのです、
ひとりで黙々と仕事をしていたいHSP気質の看護師は他職種との連携やコミュニケーションが苦手
看護師は医師だけでなくさまざまな多職種の人たちとも連携やコミュニケーションが必要です。
看護食にとってチームyワークはとても大切です。
しかし、HSP気質の特徴として
「できればひとちで黙々と仕事をしていたい」
というものがあります。
HSP気質のある看護師にとって多くの人とのコミュニケーションは気疲れしてしまうのです。
HSP気質の看護師には職場の人間関係が苦手
今は男性看護師も増えてきましたが、まだまだ女性がほとんどの職場です。
看護師は女性ばかりの職場だからこそ、多くの職場で
・派閥
・陰口
が存在してしまうのも紛れもない事実です。
この人間関係のストレスをうまく切り抜けられないのもHSP気質の人の特徴でもあります。
HSP気質の看護師は「音」「光」「匂い」に過剰に反応してしまう
病院では救急車のサイレンもよく聞く音です。
夜間の静まり返った病室では鳴り続ける心電図の音にも反応してしまいます。
また突然のナースコールでも心臓が止まるくらい驚いたりもします。
HSP気質の看護師は「NO」とは言えない
常に人手不足なのが看護師の世界です。
ですから、残業や夜勤は当たり前のよ7うにあります。
でも、このあたりは頼みやすい人に集中してしまいがちです。
この¥ターゲットに優しく気配りのあるHSP気質の人ほど狙われやすいのです。
それが原因で精神や体調を崩してしまうのもHSP気質の看護師に多いのです。
「看護師の仕事」と「プライベート」の両立
これがHSP気質の看護師にはとても難しいのも現実です。
HSPは看護師に向いてない?辞めたいと悩んでるなら今の働き方も見直して
今は看護師の職種も大きく変わりました。
看護師の職場は病院やクリニックだけでなく、介護施設や健康診断という職場もあります。
また、常勤の正社員だけではなくパートや派遣という働き方もできます。
確かに給与面で不利になることもありますが、身体と精神のことを考えたそんな働き方もありなのではないでしょうか?
HSP気質の看護師は何科が向いてる?
目まぐるしく患者さんが入退院し、予定が変更される職場はHSP看護師に向いていないと思います。
HSPの看護師は何科が向いてるかといえば
・慢性期・回復期病棟や療養施設といった患者さんの入れ替わりが少ない
・ルーティン業務に集中できる職場
を目安にして
勤務する新rっ湯科目を選ぶことをおすすめします。
忙しい職場ほど同僚看護師もピリピリイライラしてしまうものです・
他者のストレスに共感しないためにも、変化があまりない診療科目や病院を選んでみてください。
HSPの看護師だからこその強みもたくさんあります
HSPが看護師に向いていない
そう決めつけるのは少し早計かもしれません。
だってHSP気費の看護師ほど
・患者さんの細かなニーズにいち早く気がつける
・患者さんの細かな変化に気がつくので異常の早期発見につながりやすい
・危機管理意識が高く管理者としても活躍できる
という強みもあることをぜひ知っておいてください。
HSPだからこそこんな看護師の仕事もあります
HSP気質の看護師だからこそ働く職場選びが超重要です。
ここではそんなHSP気質の看護師さんにおすすめの転職サイト「MCナースネット」をご紹介しておきます。
MCナースネットをおすすめする理由はは病院以外の職場情報やパートや派遣など楽な働き方の特集ページもあるからです。
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ADHDやHSP気質で看護師に向いていないと思うなら他の職種も考えてみて
ADHDやHSP気質の看護師にとって、患者だけでなくたくさんの他のスタッフとのコミュニケーションは苦痛でしかありません。
ですので自分にADHDやHSP気質があると自覚がある看護師は、 できる限り一人体制で業務に集中できる職場を選ぶ方が向いています。
看護師の仕事を完全に一人で行うのは難しいですが、病院など医療機関の勤務だけに限らず介護施設や治験コーディネーターなど幅広い職種の中ら探してみるのもいでしょう。