看護師 あんちょこ 作り方

えぇっ!前の病院と全然違ってるぅ~!
これ転職した看護師ならよくあることです。
でも「私 前の職場ではこうやってましたから」なんてが我を通すことはできません。
その病院やクリニックではそこ独自のやり方というものがあります。
早く覚えて慣れないと、
あの新人さん、使えんわぁ~
なんて悪いレッテルを貼られても困りますからね。

そこですぐに作って欲しいのが、あなた自身の「あんちょこノート」です。

最初はどんな意地悪な先輩でも親切に教えてくれます。
でも、同じ質問を2回目3回目と繰り返すと露骨に嫌な顔をされるものです。
そんなことのないように「あんちょこ」がとても役に立つのです。

【先輩看護師がすすめるあんちょこノートの作り方】




看護師のあんちょこメモノートの作り方

あんちょこを持って走る看護師

では看護師のあんちょこの作り方で大事なことも知っておきましょう。

あんちょこはあなた自身だけのもの

あんちょこは他の誰かに見せるものではありません。
要はテストのカンニングペーパーと同じです。
ですから書き方やきれいさにこだわることはまったく必要はありません。

自分がわかりゃそれで十分!

あんちょこは「ノート」ではなく「メモ」という感覚で作りましょう



そんな軽~い気持ちで「あんちょこ」は作ってください。
そしておすすめは、ノートを追加したり外せたりする物です。
最初はメモが必要だったことでも、慣れてきて頭の中にインプットされた事柄はどんどん外して捨てていってかまいません。
でも、すぐに他のことがどんどん増えていきますけどね。
看護師のあんちょこノートは常に新陳代謝が繰り返されていき、ブラッシュアップされていくものなのです。


まずは自分が気になったことや患者さんから聞かれそうなことをメモしておく

スマホでなんでも写メしておきましょう。
勤務中はスマホは使えないので、それを縮小印刷してあんちょこに貼っておくのです。
例えば
・病棟の配置図
・売店の営業時間や売っている物の種類
・先生や他の看護師のPHS番号

※今はPHSからモバイルIPフォンに変わりつつあります。

とても全部すぐには覚えられませんからね。

とにかく最初は先輩看護師から教わった業務内容を書き留めておく

クソ忙しいのが看護師の仕事です。
ですからいくら新人さんと言えど、何度も同じ質問に付き合ってはいられません。
何度も同じことを質問されたら、ついイラッとしてしまいます。

あなたも新人看護師時代に「チッ!」とした売りされたことがあるでしょう。

だからこそ、最初は先輩看護師から教わった業務内容などはなんでも書いてメモしておきましょう。

できれば教わっている時だけでなく、他の看護師の仕事っぷりからもわかったことはできるだけメモしておくことをおすすめします。

1ページに書く文字量を少なめにする


引用:https://scansnap.fujitsu.com/より

1テーマ1ページ

これが見やすいあんちょこの作り方の鉄則です。

1ページにたくさん書くと後でどこに何が書いてあるかわからなくなります。

余白は多めにとってもOK

端から端までびっしり書かれたいた石板文字だと後で読み返す時に大変です。

余白は多めに取るようにすると読みやすくなります。

読めればミミズの這ったような走り書きでもOK

メモを取る時間はすごいく限られています。
ですから自分さえ読めればいいので、殴り書きでも全然大丈夫です。

書いたメモはその日のうちに見返して清書するのもおすすめ

さすがに自分の書いた文字でも、時間が経つと自分でも読めないこともよくあります。
おすすめは、その日書いたあんちょこメモは読み返して、
できれば清書する
ことをおすすめします。

そうすることでより頭に入りますし、「これなんて書いてあるんだろう?」と自分で書いた文字に悩むこともなくなります。読

大切なのは後から見たときにわかりやすかどうか?だけ

あんちょこは綺麗に書く必要はありません。
要は自分が読んでわかればそれで十分です。

また情報はどんどん新しく書き換えていく必要があります。
どこに書いたことさえわかっていれば、安心して忘れることができます。

自分の部署でよく目にする薬や医療機器の使い方についてもまとめておく

看護師は担当部署によって、よく使うお薬の名前や効用や服用法が異なります。
特に最初のうちは積極的に自分の部署でよく目にする薬や医療機器の使い方についてまとめておくと安心できます。

参考文献や専門書のコピーを貼る

看護師の仕事位は常に勉強しなければならないことがたくさんあります。
特に、自分が部署が関わることの多い疾患の病態や症状、検査、治療、観察項目や看護のポイントはについての専門書や文献を参考になることがたくさんあります。

いざという時のためにも、その重要な部分だけでいいので抜粋して縮小コピーしてあんちょこに貼っておく役に立つことがあります。

困っている先輩看護師にそれを教えてあげたらドヤ顔もできます。(笑)